布施弁天

「布施の弁天さま」として親しまれています。正式には紅龍山布施弁天東海寺と称し、大同2年(西暦807年)に弘法大師空海御作といわれる弁財天像をご本尊(秘仏)として開山された祈願寺です。
平成18年には本堂・楼門・鐘楼が千葉県重要文化財の指定を受けました。
千葉県柏市に位置し、北には利根川の雄大な流れ、あけぼの山公園や広大な田園風景に囲まれた当山は、風光明媚な勝景地としても高名です。1200年の歴史と四季折々の豊かな自然が織りなす静かな時間を味わいにお越し下さい。

基本情報

住所

柏市布施1738

TEL04-7131-7317
ホームページ http://www.fusebenten.com/
営業時間
休業日
駐車場あり
アクセス

【JR常磐線】「我孫子」駅下車 北口阪東バス「あけぼの山公園入り口」行き終点下車 徒歩10分
【JR常磐線・東武アーバンパークライン】「柏」駅下車 西口5番バス停より東武バス「布施弁天」行き終点下車

施設

本堂(千葉県指定文化財)

当山は嵯峨天皇より堂塔大伽藍を寄進され弘仁14年(823年)勅願所に指定されました。本堂は数度の戦火により消失しましたが、本尊弁財天を篤信していた時の領主本多豊前守が98名の大名から寄進を求め、享保2年(1717年)、現本堂を完成させました。本堂内陣の天井には、それら諸大名の家紋が描かれています。 本堂外陣の天井鏡板の竜は狩野探舟の作です。 唐風の向拝を持つ三方破風造り総朱塗りの華麗な大本堂です。

鐘楼(千葉県指定文化財)

€全国でも珍しい多宝塔式の総欅造りです。基担は、みかげ石積八角形、その上に十二本の円柱で円形の本体を構成。描く各の柱頭に十二支の彫刻を配して方位を表しています。設計は「からくり伊賀」といわれた、つくば市谷田部の名主 飯塚伊賀七、その図面は完全な形で子孫に伝わっています。

楼門(千葉県指定文化財)

総欅二階建の桟瓦葺「最勝閣」階下に四天王、階上には釈迦三尊が安置されています。
一階部分には、漆喰で白く塗り固められていたと思われ、竜宮城の門のような形をしており、軒下に、竜、麒麟、亀、松、鶴といった素木造りの彫刻がはめ込まれている点も特徴です。€

茶屋 花華

布施弁天にご参拝されたあとは、くつろぎのひと時を茶屋 花華にてお過ごし下さい。
裏庭の席からは、季節の花々が楽しめます。皆様のお越しをお待ちしております。€

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